女性のQOL向上
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男と女のメカニズムには大きな差があることを理解し、QOLが高まるようにしましょう

2015年08月の記事一覧

オギノ式より成功率の高いピルでの避妊と出血などの副作用

ピルとは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)から構成される女性ホルモン剤によって意図的に妊娠を回避するための薬です。
ピルは月経一日目を初日とし、一日一錠ずつ決まった時間に服用する事で高い確率で精子の着床を防ぎ、妊娠のリスクを軽減する事ができます。
飲み忘れなく毎日きちんと服用した場合の避妊成功率は99パーセント以上であり、飲み忘れを考慮した場合でも92パーセントの成功率を誇ります。
かつて女性が自主的に行える避妊方法はオギノ式と呼ばれる基礎体温を毎日測る事で月経周期を把握し、妊娠しやすい時期と妊娠しにくい時期を把握して避妊するやり方がメジャーでした。
ですがオギノ式は周期の把握はできても物理的に精子の着床を防げるわけではなく、また基礎体温だけでは体調によって多少のずれがある事から徐々にマイナーとなっていきました。
その後低用量ピルが一般的に普及し、現在ではオギノ式からピルへと避妊方法が推移しています。
またピルには生理の際の出血を抑えたり子宮内膜症の治療、月経周期の安定化など、避妊以外での用途にも使われています。
ただし人によっては血栓症や肝機能障害、不正出血や頭痛、吐き気などの副作用が出る事もあるので使用には医師の診察が義務付けられており、注意が必要です。
その他、低用量ピルの他にモーニングアフターピルという望まぬ性行為によってもたらされる妊娠のリスクを回避するために長期的な服用ではなく1回のみ服用するタイプもあります。
ですがこちらも不正出血や嘔吐感、頭痛などの副作用があるため、基本的にはレイプなどの意図しない性行為を強いられた際の緊急対策としてのみ用いられています。

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妊娠する為に必要な基礎知識~基礎体温とおりものの変化

女性の体は生理の周期を軸に一定の周期で変化していて、妊娠と深く関係しています。
まず基礎体温から考えてみましょう。
基礎体温は、朝目が覚めてすぐに測ったときの体温を指します。就寝前に枕元に婦人用の体温計を用意し目が覚めたら起き上がる前に測ります。1ヶ月間測って記録してみると、生理直後になると体温が低下し、約2週間ほど続くのがわかります。この期間を低温期と言います。低温期の最後に一度カクンと下がり、その後急上昇して体温の高い時期が2週間ほど続きます。高い時期のことを高温期といい、高温期になる直前のカクンと下がった一番低温の日が排卵日となります。精子に比べ卵子の寿命はおよそ24時間と短い為、この排卵日を特定することが妊娠への近道となります。
つぎにおりものについて。
基礎体温と同じく一定の周期で変化しています。月経終了後しばらくは白いおりものが続き、その後卵の白身のような透明で伸びるものに数日間変化し、そしてまた白くて少し固まったようなおりものに変化します。卵の白身のようなおりものは、排卵日が近くなると精子を受け入れやすくする為に卵胞ホルモンが活発になりおりものが増えることが原因です。通常のおりものは雑菌から体を守る役目も担っているため精子が入ってきても攻撃してしまうのですが、この時期だけは弱アルカリ性になり、精子が生存しやすい状態をつくっています。精子の寿命はおよそ2~3日と言われているので、この時期が妊娠に適した時期になります。
排卵がすむとおりものは再び減少し粘りがでてきて、基礎体温でいうところの高温期に突入します。
このように妊娠において基礎体温とおりものの変化を知ることは、とても重要だと言えます。

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